活動報告
2022年度 第1回労使協議会を開催しました
6月1日(木)の18:00~21:00 今年度第1回目となる労使協議会を開催しました。法人からは浅野施設長、堀川副施設長、組合からは船川委員長、神余書記長のほか支部長4名が出席しました。
今回の労使協議会は今年度賃闘で積み残した項目について申し入れを行っています。時間の関係もあり、主に労働時間短縮と定年延長について協議を行いました。
「1ヶ月単位の変形労働時間制の組合員の労働時間短縮について」
1ヶ月単位の変形労働時間制の職員については、2083時間から2059時間に短縮(24時間短縮)することが決定しています。方法としては毎月の労働時間を2時間ずつ短縮するというもので、4月から実施されています。しかし「完全な3日間の休日にしてほしい」「労働時間短縮をより実感できるようにしてほしい」などの組合員の声が多く寄せられています。
この労働時間短縮については4支部の支部長も加わり、組合員の声を伝え、公休を3日として時間短縮できないか提案ました。実際勤務が組めるかどうかという話にもなりましたが、法人は理解を示し、持ち帰り検討していただけることになりました。
労働時間短縮はありがたく、とてもいいことと理解はしているのですが、休息という意味で従業員の実感が伴わないのであれば、もったいないと思います。また、現状年間数日分の有給取得ができていることから、公休を増やすことは可能であると考えています。
「定年延長について」
まず法人は定年延長ではなく、継続雇用を軸に考えているということです。今年度定年を迎える(迎えた)職員の事例を交え、定年延長について協議を行いました。
定年延長、継続雇用どちらにしても、給与形態・昇給はどうなるのか、役職定年、退職金など課題が山積しています。このあたりの試算と継続雇用の際の時間給のルールづくりをお願いしました。
また定年延長については、今後も協議を続けていくことが決定しましたので、しっかり話を積んで進めていきたいと思います。
「キャリアパス制度導入について」
時間の関係で十分話ができませんでしたが、法人はキャリアパス制度の必要性は認識しているのことです。資格や技術よりも、協調性や法人への貢献度などをキャリアパスの中に入れ込んでいきたいという考えがあるが、評価が難しいことに問題があるそうです。
キャリアパスとは、将来目指すべきところにたどり着くための道筋。何をクリアしたら次へ上がれるのか。時間がかかるかもしれませんが、しっかり話を積んでいきたいと思います。