活動報告
2022年度 第回8団体交渉を開催しました
10月21日(金)18:30より高松市東部運動公園第1会議室にて、今年度8回目の団体交渉を開催しました。
前回に引き続き、以下の2項目について要求し交渉を行いました。
出席者
組合 神余書記長、江本副委員長
法人 浅野施設長、堀川副施設長
1.定年再雇用の職員の労働条件について、定年前の条件を維持すること
現状、再雇用後の賃金(時給)については、以下のような計算方法を行っているということです。
介護 950円+(5円×勤続年数)
看護 准看護師 1050円+(5円×勤続年数)
看護師 1250円+(5円×勤続年数)
※勤続年数は10年を上限
定年時の賃金と比べると、58%~93%になるということです。皆さんはどう感じますか?
この計算方法の根拠、理由としては「退職し、新たな契約となる」「定年後夜勤をする人は多くない」「60歳を越えるということは能力が劣ってくるから」ということです。
組合として同一労働同一賃金の考え方より、「(定年前と)同じ働き方をするのであれば、同じ条件で」と伝えています。
働き方(夜勤の有無、勤務日数など)を踏まえ、労使双方で細かく条件を考えていくということで一致し、今後協議していくことになりました。
介護、看護職以外の職種についても同様です。定年後、年金支給開始、それ以降を想定でき、安心して働き続けられるために再雇用ルールづくりを急ぎたいと考えています。皆さんのご意見をお聞かせください。
2.団体交渉と労使協議会を従業員に対してWEB配信すること
「視聴人数を制限」「経営状況が漏れるリスクが低い、妥結時のみに配信」などの妥協案を提案しましたが、前回と同様「メリットがないため難しい」「ハードルは高い」ということです。
組合も法人もいろいろ言われています。
双方が何を言っているのかが透明化されるため、はっきり言ってメリットしかないと考えているのですが、その思いはなかなか届きません。
いずれ叶うよう、今後も要求し続けますのでご支援をお願いします。
ちなみに、「配信の範囲は施設長を含む従業員のみとする」ことは繰り返し伝えています。
浅野施設長は、「肖像権があるので、私は絶対に同意しない」とのことです。
「WEBとまでいかなくても事実を伝えたい」「各施設長に伝わるようにしたい」という考えがあり、「今後、法人側からも経緯や結果を発信する」と言っていました。
終了後、「コロナウィルス感染症対策チェック表(7訂版)」の中の「県外・国外に行った場合、1週間N95マスク・フェースシールドを着用し業務につくこと」について、「入浴介助、外出などの業務でフェースシールドやN95マスクをすることは現実的ではないのか」「逆に1週間休んだり、施設長に申告しない職員が増えるのではないか」などの質問をしました。
返答は「吐き出し量が、N95マスクは1%、不織布マスクは20%に比べ1/20になる」「国の指針に沿って緩和していく(旅行など)が、抗原検査をなくして(精度が低いので)、N95マスクで対応する」「利用者、職員、自分をどう守るのかを考えていただきたい」ということです。
また前回「レッドゾーン等で働いて感染した職員の欠勤について」は、まだ決定はしていないが、前向きに考えているという返答でした。