議事録
2025年度第1回労使協議会を開催しました
6月23日18:30よりサンパール白鳥にて、今年度第1回目の労使協議会を開催しました。以下に交渉項目と経過をお知らせします。
≪定年延長に伴う退職金の支給について≫
今年の賃闘にて、今後労使で協議を継続するとになった付帯項目のひとつです。65歳への定年延長に向けて動き出したところですが、現在のルールでは退職金の積立は60歳で停止となります。60歳以降も退職金の算定期間として算定できないか、法人と意見交換しました。
法人の考え方としては「現状のままで、60歳以降の退職金の上積みは検討していない」と厳しいものとなっています。法人窓口に曰く「離職者がここ数年はかなり少ない状況がある。このようなとき、経営者は事業がうまくいっていると感じるもので、経営のやり方はそう簡単に変えるとは思わない」つまり、よほどの事柄や根拠がないかぎり動かないということです。
また今回も定年齢を待たず60歳で退職金を受け取ることも可能という話がありました。これは決定事項として、それぞれのライフプランに合わせて選択できることになります。
少なからず法人に貢献してきた方たちに少しでも報いてほしいという思いでいっぱいです。検討もしない法人はどうなのでしょう。皆さんのご意見をお聞かせください。
≪東かがわ市の施設におけるごみ収集について≫
高松の方は驚くと思いますが、東かがわ市の5施設において、施設職員が毎日持ち回りで各施設のごみ収集を行っています。これまで組合員から改善してほしいという要望が多く寄せられた項目です。
まずごみ収集の業者委託はコストアップにつながるので、今後も業務としてやらなければならないということです。そのうえで5施設共通の問題点や各施設の問題点を伝えました。
具体的には、介護職員が現場を離れることによる現場の負担が重くなっていること、担当する職員の偏りについてなど話をしました。窓口は「業務としてシフトを組んでいる」ということですので、人員不足感のズレ(労使)や不公平感が課題であると考えています。またごみ出しルールの徹底について再周知をお願いしました。
今回協議した内容や組合の意見は各施設に周知し、各管理者から聞き取りなどを行い改善できるところは改善していきたいとのことです。問題点は施設により様々ですので、今一度、各支部長を中心に施設の管理者と話をしてください。