議事録

労働条件闘争 第4回団体交渉を行いました

2024.04.10

 4月8日(月)18:30よりサンパール白鳥にて「2024年労働条件闘争」の4回目の団体交渉を行いました。

 今回は事前に送付した組合からの質問状に対しての回答を示していただき、交渉を行いました。以下に質問および回答、賃上げについての組合員アンケート結果を貼り付けていますのでご確認ください。

 

2024質問状に対する法人回答

2024賃上げについてのアンケート結果

 

 賃上げについて、法人は介護報酬増加が微々たるものなので、国の政策として公定価格を上げてもらわないと大幅な賃上げができないということです。法人は売り上げが下がったと言いますが、毎年利益を出しており繰越金が積み上がっています。国からの補助金や加算だけでなく繰越金の一部を賃上げ原資とすることは本当に難しいことなのでしょうか。

 昇給が実質数百円の者がいることについては、(名目2~5号俸の引き上げとなるので)実質の上がっていないところは見ていないとの答えです。「今の働き、またはそれ以上の働きをするにしても、モチベーションはかなり下がる」と伝えています。またこれまでの改善支援手当の支給方法について、「施設ごとではなく法人全体で案分し平均して支給すべきであった」という話もありました。

 

 休日数について、求職者に選んでもらえるようにという理由もあり110日を要求しています。「110日、それ以上にしたい考えはあるが、今は気兼ねなく有給休暇を取得できる風土の醸成を目指している」ということです。また採用(求職者)については「同業種からを想定しており他業種からは想定していない」という話もありました。他業種に賃金や待遇が追いついてない以上、特に他業種からは難しいでしょう。まずは待遇を良くし、求職者に選んでもらう。そうしないと現状(人員不足)を変えることはできないと考えています。

 

定年延長について回答は変わっていませんが、個別の現状を伝え、再考をお願いしています。

 

ご意見がある方は所属支部長あて、もしくはHP内「意見箱」にご連絡ください。