議事録
労働条件闘争 第2回団体交渉を行いました
2月9日(金)18:00よりサン未来にて「2024年労働条件闘争」の第2回目の団体交渉を行いました。
まずは法人より回答書が示されましたので、写真をご確認ください。(見づらくて申し訳ありません)
まず、これまでは各月の1日に入社しなければ翌月からの支給(入社月は支給なし)となっていた通勤手当については、入社日から実通勤回数に比して支給されることになります。
法人内最低賃金の部分で、初任給基準表の改正に伴い1級職員の対象者は2023年10月に遡って差額分が支給されます。支給方法は今後、労使で決定していきます。翌年の社会保険額に影響のないようにしてもらいます。
時間給基準表については上限額の撤廃を求めていますが、まずはそれぞれの職種で上限が100円上がることになります。
年間休日数増について、「求職者の立場に立った際、公休数が多い方を選ぶのでは?有休取得を8日にするよりその分公休を増やす方が採用の面で有利に働く」と伝え、再考を要求しています。組合は、自分たちのことだけを考えるのではなく、法人の発展に寄与することも重要な責務です。
今回、回答のなかった賃上げ、定年制度、住居手当、始末書のルール、残業代についての回答はもう少し時間がかかりそうです。
賃上げについては、「今年度の介護報酬改定に伴う報酬増額・新処遇改善加算分を漏れなく基本給、時給に含められるように検討している。それに加えてどれぐらいの賃上げが可能であるのかを試算をしている」ということです。また正規職員の給料表見直し(各級の上限額を上げる)も検討しているということでした。
政府の賃上げ政策もあり、法人は待遇改善について今までより組合員の意見に耳を傾けている印象もあります。今後新たに回答書が示されますが、粘り強く交渉を重ねていきます。
それと、今後は残業代の請求を“分単位”でできることになりました。法人から聴取された各施設長は、「法人が『30分単位、15分単位にしろ』と言ったでしょう?」とは言えなかったのでしょう。もしくは、15“分単位”で支給しているので「分単位での支給をしている」と答えたのかもしれません。
写真で残している人は別ですが、過去3年分を遡って請求するのはなかなか難しいと思いますが、今回の回答者に書面として残りましたので、今後は“1分単位”で申請してください。
最後に、次回団体交渉(第3回)は3月8日(金)に決まりました。
ご意見がある方は所属支部長あて、もしくはHP内「意見箱」にご連絡ください。