議事録

労働条件闘争 第1回団体交渉を行いました

2024.01.27

 1月26日(金)18:00よりサン未来にて「2024年労働条件闘争」の第1回目の団体交渉を行いました。

 今回は一回目ということもあり、すでに提出している要求書について、主に根拠説明をする場となりました。交渉の中で法人の方向性や考え方が示されましたので、お知らせいたします。(あくまでも今時点の法人の見解です)

 また、次回団体交渉(第2回)は2月9日(金)に決まりました。それまでに法人側で検討・精査され、回答書が示されます。今後3月末の妥結まで交渉を重ねていきますので、組合員の皆様のご協力をお願いいたします。

 

2024年 賃闘要求根拠

 

Ⅰ.2024年 賃金改定に関する要求内容

 1.賃上げ額

 介護報酬改定により平均4,000円程度の賃上げ、給料表の書き換えを検討している。

 入社月の通勤手当については、勤務時間などを考慮し日割りで支給するなど前向きに検討する。通勤手当の1,000円引き上げについては、妥当かどうか精査する。

 

 2.賃金制度

 キャリアパス制度については、法人理念・行動指針に落とし込み、組合が提出したキャリアパス案も使用し、昇格・昇給制度を作りたい。一足飛びにはいかず時間がかかるので進捗状況は知らせる。

 

 パートタイム職員の昇給制度新設について、正規職員とパートは職責が違うので制度化は難しい。

 時間給基準表の上限撤廃について、撤廃は難しいが上限に幅を持たせることは可能ではないか。

 

Ⅱ.2024年 期末一時金に関する要求内容

 賃金と一時金両方を上げることは難しいのではないか。

 

Ⅲ.労働時間の短縮・改善に関する要求

 正規職員の労働時間の短縮をするとパート職員もそれに合わせないといけない。結果、(パート職員は)収入が減ることになるので現状のままでいきたい。有給休暇の取得日数を増やす方がよいのではないか。

 

Ⅰ.2.定年再雇用後の制度 Ⅳ.定年制度に関する要求

 持ち帰り検討する。

 

Ⅴ.退職金制度に関する要求

 2級職員になった者については1級職員としての3年間を対象とし算定したい。

 

Ⅶ.その他

 始末書を提出した職員の減給や昇給停止についてのルール規定化、夜勤の就業時間統一、事業所間の休日数の差については、今後設置される生産性向上委員会で話し合いたい。