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夫婦の会話

2021.11.19

11月中旬のとある日の私たち夫婦の会話を紹介

します。とは言っても、特に秘めたる内容ではあ

りません。期待外れかもしれませんが、あしから

ず。

 

そして、

これからの会話の中に、

何人かの登場人物があります。

その人物に関する予備知識として、

その人と成りを紹介しておきます。

 

私たち夫婦

兄(私の実兄、10月に亡くなり、11月中旬に

  四十九日法要を行う)

妹(私の実妹、S家に嫁ぐ)

妻の父(元公務員、13年前に亡くなる。茶道、

  華道の師範を持ち、書道もたしなむ風流人)

妹の義父(S氏、元公務員、とある学校の校長

  を勤める。80歳を過ぎており、足腰が弱

  ってきているが、認知機能低下はなし。

  印象は気難しい感じ)

妹の義母(S氏の妻、近々入院予定)

 

場面は、兄の四十九日法要が行われた日の夕食

後。※私は法要の日時を失念していたため勤務

調整せず。そのため、妻だけに出てもう。

 

私 「四十九日の後に、なんか変わった話し、

  あった?」

妻 「S家のお母さんが近いうちに入院しない

  といけないんだって。だから、妹さんたち

  が仕事中、お父さんは一人で家にいないと

  いけないって言ってた。夫婦でいてくれた

  から安心やったけど、一人でいるとなると

  心配やって。」

私 「週に何日かデイサービスにでも行ってく

  れたら安心やけど、気難しそうな人やから。

  今のデイではなかなか行くとも言わんやろ

  し、行っても続かんやろな。もし、うちの

  デイにあんな感じの人が来たら、どうして

  ええか分からん。」

妻 「そんなことないやろ、私のお父さんやっ

  て◯◯(通所リハ)に行ってたやん。リハ

  ビリして、塗り絵して、喜んで行ってたや

  ん。」

私 「違う違う。(妻の)お父さんはそういう

  ことが好きだったからええんや。だけど、

  足腰は弱っていたけど、頭はしっかりして

  いたし、塗り絵より書道の方が好きなは

  ずや。だから、デイで書道ができたり、

  場合によっては書道の先生っていう役回

  りができていたら、本人にとっても生き

  がいややりがいがあったやろうし、その

  デイにとってもよかったと思うよ。」

 

他愛もない夫婦の会話だと思うかもしれませ

んが、この会話の中にデイのあるべき姿が垣

間見えるのではないかと思っています。

ご参考までに。(赤)