議事録

2025年度労働条件闘争に向けて

2024.12.31

 大晦日の今日、お仕事の方がほとんどだと思います。本当にお疲れさまです。

 

 2025年労働条件闘争は早々と始まっています。早速ですが第1回目の団体交渉として1月1日(水)18:00よりサンパール白鳥にて開催します。これまで毎年3月末での妥結ができず、延長して交渉してきた経緯を振り返り、今回は早々にスタートとしたところ、法人の都合もあり元日の交渉となりました。

 

 新型コロナウイルスが5類感染症へ移行してから1年余りが経過し、私たちの生活もコロナ以前の状態に戻りつつあります。滞っていた経済活動も軌道に乗り、物価高騰に対応すべく多くの産業では目覚ましい賃上げが実現しています。最低賃金の引き上げ額は過去最高を記録しており、香川県においても、今年10月に918円から970円へと引き上げられています。

 このような中、福祉業界では十分な賃上げが実現せず、他産業との賃金格差が一段と拡大しました。また職場の慢性的な人手不足の問題は年々深刻化しており、そのテコ入れとして外国人労働者の雇用拡大や、シニア層の雇用環境の整備などが各企業で進められています。

 

 私たちの瑞祥会、ルボアも例外ではなく、同様の問題を抱えています。また2025年度から定年延長制度の段階的な導入が開始されます。それに先立って法人は現在、制度の枠組みを慎重に作っているところです。

 すべての仲間が安心して働き続けられることを念頭に置き、3月末まで法人と交渉を重ねます。皆さんのご協力をよろしくお願いします。

 

以下に2025年度要求内容をお知らせいたします。今まで寄せられた組合員の皆さんの声を執行委員会で取りまとめ、UAゼンセンの方針に沿い作成しています。

 

2025年度労働条件に関する要求書