活動報告
2022年度 第7回団体交渉を開催しました
今回の要求項目は以下の3点です。
1.定年再雇用の職員の労働条件について、定年前の条件を維持すること
2.労使協議会の開催を申し込まれた側は、2週間以内に応えること
3.団体交渉と労使協議会を従業員に対してWEB配信すること
1.定年再雇用の職員の労働条件について、定年前の条件を維持すること
「賃金の話だと思わなかったので持ち帰って検討します」とのことでした。
2.労使協議会の開催を申し込まれた側は、2週間以内に応えること
この要求は、「組合から申し入れがあれば、できるだけ2週間以内に開催しようと思う」との回答がありました。
3.団体交渉と労使協議会を従業員に対してWEB配信すること
配信を要求した理由として、以下のことを伝えました。
・だれが言っているのかは知らないが、「組合がまた変なことを言っている」、「むちゃくちゃなことを言っている」、「アホなことを言っている」、「適当にあしらえばいい」、「実際は窓口はない(最初から聞く気がない)」などが何度も耳に入ってくる。
・「むちゃくちゃなことを要求するから法人と対立するのでしょう?」、「実は何も要求していないのではないか」などの声がある。
・双方にとって責任行使の証明の担保にもなり、決まったことや、その経緯を施設長や職員が知ることができる。
・経営状況や個人情報、機密事項を取り扱う際は映像と音声をストップすればよい。
・以上のことから、配信することにデメリットは一つもないと考える。
・以前要求した際の「配信は関係性ができてから」という返答は間違いだと思っていて、関係性の構築が叶えば結果報告のみでよいはず。
・もしかしたらどちらかがむちゃくちゃなことを言っているのかもしれないので、配信を通じて他者に判断してもらえばよい。
・配信開始に課題があるのであれば、話し合って一つずつ解決しよう。
(法人の主張)
・法人のことを悪く言っている人はいないと思っている。勘違いなのかもしれないが。
・経営状況などが外部に漏れることを防ぐために映像・音声をストップすれば、その行為が従業員に疑われるのではないか。
・「また性善説で話をしていますね」
・外部に漏れた際に責任をとるのは法人である。
・配信にメリットがない。
・お互いがお互いを「変なことを言っている」と思っているのではないか。
・100%リスクがないなら配信してもよいのかもと思わないでもないが、いまのところ配信に同意する気はない。
おおまかに紹介するとこのような感じです。
みなさん、それぞれご判断ください。
終了後に「コロナ関係での欠勤が賞与に響くと聞いたが、せめてコロナ罹患での欠勤については考慮してもらえないか」と質問しました。
返答は、「レッドゾーン等で働いて感染した職員などについては持ち帰って検討する。単に職場で感染しただけでは難しい。」とのことでした。
こちらもみなさん一考してみてください。
団交終了後、即次回の申入書を作成・投函しました。